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そこにいることは必然であり、かつベストなのかも?
ベル博士といえば、電話の発明で有名ですが、ヘレン・ケラーと親交があったそうですね。


ヘレン・ケラーの『わたしの生涯』の中で、その親交の様子が回想されています。
その中で、ベル博士は、実は発明家になるのは本意ではなかったようなことが書いてありました。


もともとは音楽家になりたかったそうですね。しかし、体が弱く、果たせず郷里のスコットランドを離れてアメリカに移住。機械に凝っていて、その経緯から電話の発明に至ったとか。でも、本当は聾唖者の教育の仕事をやりたったそうなのです。


しかし、電話などの仕事が忙しくてその夢はなかなかかなわない。そんなベル博士に、ヘレンは大学卒業後、サリバン先生と人里離れたところで執筆活動をしたい、と言ったそうなのです。そのときの、ベル博士の言葉。


「あなたの仕事を決めるのはあなたではなくて境遇だよ。私たちはただ宇宙を支配する力の道具に過ぎないのだよ」


なんか、妙に納得してしまいました。


たしかに、自分の人生は自分で決めていくものですが、一方で、成り行きというか、やむにやまれず、ということでいろいろな仕事を始め、状況や立場があるようにも思えます。


それは不本意のこともあるかもしれないけど、どこかで、その状況や仕事というのは、なんらかの必要があってそうなっている、やっている、ということもあるのではないか。


そのときそのときの状況が、自分にとって、もしかしたらベストの状況なのではないか。
そこで果たすべきもの、学ぶべきものがあるのではないか。
その状況の中で経験することが、たとえそれがどんな性質のものであれ、どこか目的となっているところもあるのではないか。


そう考えると、今、自分がいる場において、一生懸命生きることが大切なんだと思います。
そして、それで十分なのだ、と。
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【2009/04/25 14:03 】 | 読書日記 | トラックバック(0) | page top↑
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