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山川健一『神様をさがす旅-ユタ神様とヘミシンク』(アメーバブックス新社)
ヘミシンクの坂本政道氏、それに旅行家の斎藤潤氏と共に、作家の山川健一氏が、屋久島と奄美大島を「ヘミシンク・ツアー」したときの話である。


彼らは偶然にも同じ高校の同期生である。


いや、それもきっと「偶然」ではなかったのだろう。


ヘミシンクに慣れてくると、通常の意識状態でもときどきスピリチュアルな体験をするようになるらしい。


その体験も含めて、現地でのヘミシンク実践を通して体験した世界、土地のシャーマンたちとの交流など、かなり魅力的な内容になっている。


江原さんで言うところの、現地の「自然霊」との交流や、さまよっている人霊との会話などもあり、読んでいてまったく飽きることはことはなかった。


自然とのつながりが見えにくくなってしまった現代において、たいへん力のある物語となっており、現代版のファンタジーであるとも言える。


ちょこっと「2012年問題」に触れている内容も興味津々だ。


私は、山川氏にとって、本書の驚くべき内容が、おそらくリアルな体験であったことは疑い得ないと思っている。


どう解釈するかは読者次第だが、物語として、体験談としておもしろかったばかりでなく、示唆にも富んだ内容だった。


さすが作家だな…と思った美しい表現もあった。


たとえば、次のようなくだり。


筆者は、屋久島の「太鼓岩」という山を登っている。


「しばらくすると、植生が変わったのがわかる。シダやふわふわの苔が敷きつめられているのが見える。斜面一面がさまざまな苔のカーペットに覆われており、しばし足を止めて眺めてしまうのだが、幻想的で美しい光景にため息が出てしまう。
 よく見ると、苔の上には無数の水滴が小さな玉を結んでいる。
 光線の差し加減で、苔の上のその水滴はさまざまに色を変えていく。短い間に、透明から淡い緑色に、その色が深まり、すぐにオレンジを帯びてくる。まさに万華鏡である。
 一滴の水が、森の全体を、光のすべてを、宇宙に息づく森羅万象を映していく。
 そしてぼくらは気がつくのだ。変化するということは、生命の証である-ということに。」


本書から、自然の美しさとともに、「自然への畏れ」とでも言うべきものを感じた。


そして、今、大変な革命期にある。


このファンジーを通して、あらためて実感したことである。
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【2010/03/08 22:11 】 | 読書日記 | トラックバック(0) | page top↑
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