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人生の終わりの時
いきなり暗く来てみました。

本当は“『孔子』その4”と書くつもりだったのですが、昨日HBKさんの入れてくれたコメントを読んでいて、このタイトルで書こうと思いました。

前回書いた、「厳しい審判」。これには、ちょっと訳アリです。

私が18歳のとき、父親が急逝しました。もうすぐ命日になります。
それまで「死」というものを深くは考えていなかったように思いますが、以来、「死」というのは避けても避けられない命題として向き合わされてきました。

父は、父という存在は消えて無くなってしまったのだろうか。
それとも、「魂」や「霊」としてまだ存在し続けているのだろうか。
古典的とも言える問いですね。

父が亡くなったその日、私はこんな夢を見ました。
深い深い谷があって、私は「こちら側」の崖の上にいます。そこから、「向こう側」の崖に向かって、一本のロープウェイが走っています。
ロープウェイと言っても、滑車に板が吊り下げられているような、そんな簡易なものです。
その一枚の板の上には、私たち遺族が座っていました。私一人が立ってその板を操縦しなければなりません。板は、「こちら側」から「あちら側」へ向かって走っていきます。板は重く、操縦も難しくて「もうダメだ」と何度も挫折しそうになりますが、遺された家族に励まされてなんとか「向こう側」にたどり着きます。

やれやれと思っていると、父親がニコニコと笑って私を迎えてくれました。「お父さん!」と私が叫ぶと、彼は穏やかな顔をして私を見ていました。ああ、解放されたんだな、違う世界で生きているんだな、ってそのとき思いました。それは確信に近いものでした。

かと言って、すべてがすっきりと解決したわけではありません。
あいかわらず死の問題は私にとって大きな問題でした…。

ここは丁寧に書きたいところなので、順々に追って書いていきたいですが、今日はプロローグくらいにしておきましょうか(^^j) 死生観の遍歴をたどっていきながら、今の私自身の生き方や考え方を再点検してみたいと思います。


ところで…
今朝の富士山は雪化粧を施していてとても綺麗でした。
学生時代、富士山の麓のセミナーハウスで夜を徹して議論していたことを思い出します。ちなみに、そのことを題材にした小説を書いて、ある文学賞に応募したことがありますが、見事にボツになりました…。

その小説の中で、「ゆとり教育」の是非を簡単に取り上げました。
実は、教育論議というのは大変難しいものがあります。というのは、きちんと調査すると言っても客観的な調査というのが難しいということもありますし、主観的に論議されることが多いので、どこまで実態的に議論ができるのかということがかなり困難なのです。

「ゆとり教育」の実態はどうだったのか。ある教師は手を抜いたことがあるかもしれません。一方では余裕のできた時間を補習に費やした教師もいるかもしれません。
遊ぶ時間が増えてのびのびと育った子どももいるでしょうし、逆にお稽古ごとが増えてもっと息苦しくなった子どももいるかもしれません。単純に「ゆとり教育が子どもをダメにした」とは言えないのが実態だと思います。客観的で具体的な根拠、事例の収集は必須でしょう。

なんでも日教組のせいにしたり、あるいは文科省のせいにしたりという人も中にはいますが、それもオカド違いでしょう。それぞれどこがどう悪かったのか、逆に良かったのか、丁寧に検証することが必要です。

今日たまたま寺脇さんという文科省の役人の方のコメントを新聞で拝見して、そんなことをあらためて思いました。ちなみに寺脇さんは役人にしては柔軟な方だなあという印象です。

教育は価値観のからむ問題なのでややこしいです。
おいおいに教育問題については書いていこうと思いますが、大・大・前提として、現実をリアルに直視し、それを集積した事例などから考えるのでなければ、教育論議は空理空論に陥ることは必至です。単純な議論で国の教育が動いていくことに危惧しています。


20051205223215.jpg
豪徳寺の参道(2004)
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【2005/12/05 22:17 】 | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
人生の終わりの時・その2 | ホーム | 「一灯庵」って?
コメント
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どうも~。ごめんなさいね。
考えるよりも先に入力しちゃってるような
薄っぺらいコメントを真面目に取り上げさせちゃってm<__>m


ゆっくり読ませてもらうので
ゆっくり書いてくださいな。
by:HBK | URL | #-【2005/12/06 04:56】 [ 編集] | page top↑
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了解でえす!
タイトルに反してそんなに暗くない(と思う)のでご安心ください(?)
by:観音寺 弘明 | URL | #-【2005/12/07 18:51】 [ 編集] | page top↑
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